物件選び

運命の家に出逢うために何件くらい内見すべき??

「家を買いたいのですが、何件くらい内見した方がいいですか?」

こんな質問をいただきましたので
私の考えを書いてみたいと思います。

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約半数の人が1〜5件の内見をしている!

私が感じるのは

何十件と見る必要はないかな、ということ。

なぜなら、2〜3件も見ると
大体の好みや優先順位などが「現実的に」見えてくるからです。

そこから、条件に合いそうな物件に絞って見ていくと
2〜3件以内に
「ここだ!」というものに出会える気がします。

結果的に、約半数の方が1〜5件くらい
約8割の方が10件以内の内見で
「運命の物件」と巡りあっているようです。

 

一方で10件、20件とたくさんの物件を見る方も・・・

一方で、10件以上見ると言う方もいらっしゃいます。

全員ではありませんが、

その多くの場合は
見る度に
「NG項目」が増えていき

どんどん迷いが出てきたり
どんどん優先順位がつかなくなってくる、ということが良くあります。

これ、恋愛にも似ていると思って。笑
(かつて恋愛コンサルをやってました)

「運命の人」・・・いや「運命の家」を
描けているようで描けていないのだと思います。

だから、「ここは違う」
と言うポイントばかりが目につく。

マイナスポイントに目をつぶれ!と言う訳ではないですが
「運命の家」も「運命の人」も

プラスとマイナスのバランス、だと思うのです。

そして、それは
明確な方程式がある訳ではなく
大抵は最終的に感覚的なもので

「プラス」が「マイナス」を上回っていれば
感覚的に「ここ(この人)がいいかも…」となるものですし

意外と
譲れない条件にあげていたものが
あっさり譲られる。と言うこともあるのです。

(絶対「対面キッチン」って思っていたけどそうじゃない物件なのに気に入ってしまった。とかね)

 

ちょっと、スピリチュアルっぽい精神世界ぽい感じになってしまいますが
私は
こう言うパターンの時は

本当のところは
「それ(家、恋人)が欲しくないんじゃないか」
または
「そう言うタイミングじゃないのかも」

と思っています。

 

だから、もし10件以上見て
「もうわからない!!」
「私に会う物件なんてないんだわ!!」

となったら、
一旦

「希望条件」を整理して
担当の不動産屋さんとじっくりお話しすることをお勧めします。

少し整理していくと
自分の中での条件の矛盾点や
優先順位が付いていないことに気付くかと思います。

もし、それが解決できたら
もう一度探しはじめるも良し。

一旦、家探しをお休みするも良し。

だと思いますよ^ ^

 

もし、1件目で結構気に入ってしまったら…

ここで

もし1件目で結構気に入った時はどうするのがいいですか?

という疑問が出てくるかもしれません。

 

「まだ全然見ていないうちに決めてしまっていいのだろうか…」

「この感じだともっといい物件があるかも…」

 

と言う気持ちになってしまいますよね。

 

もちろん、比較すると言うのは
納得感もあるし

もし、他にも気になっている物件があるなら
比較しても良いと思います。

 

ただ、

「もっといい物件があるかも」

これは、一概に言えません。

 

中古不動産市場において
1件1件の物件がオリジナルで
同じ物件は1つとしてない、と考えていいと思います。

ですから

「1件目より2件目の方が良くなる」
「見れば見るほどいい物件に出会える」
ということは当てはまりません。

(これも、恋愛と同じ。笑)

 

なので

もし、1件目で

「いいかも」
「ここに暮らしているイメージできる!」

と思ったら
そこで決めることもアリです。

不動産との出会いは
運命的なものだと思います。
(もはや恋愛論。笑)

ある程度の条件を決めて
あとは実際に見て
最後はフィーリングで決めるのが
個人的にはオススメです!

 

ちなみに私は3件目の物件を即決で決めました!
それぞれ特徴は全く違いました。

そして、3件目の物件は
内見もせず
環境と間取りだけで決めました(リノベーションすることを想定して購入)。
10年たった今も大好きなお家です。